セラピストインタビューVol,3 鳥塚ルミ子さん

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オーガニックセラピスト、鳥塚ルミ子さんにインタビューしました!
人の健康の維持・増進・回復や、予防医学としてオーガニックセラピーの啓蒙活動を行い、
日本にオーガニックを健全に普及させることを目的に予防医学療法オーガニックセラピーを学ぶ資格
制度を構築し、通信教育を中心に、世界各国で「オーガニックセラピスト」という新しい職業と働き
方を広めました。
20代前半まではごく普通のOLとして勤務、日本で「リフレクソロジー」がまだ全く普及してなかった
頃に仕事のかたわら、「リフレクソロジー」の学校に通い、技術を習得されました。そして、1年後に
はニュージーランドに単身渡航、同国初のリフレクソロジーサロンをオープンするという、通常では
考えられないスピードで海外展開を始め、その2年後には、オーストラリアに進出。ゴールドコースト
にある最上級6つ星クラスのヴェルサーチホテルにその技術が認められた他、オセアニア地域でのパイ
オニアとして繁盛店へと成長を遂げました。
オーストラリアで現在の協会の礎となるオーガニックと出逢い、自身がそれまで行ってきたセラピー
(リフレクソロジー、アロマセラピーなど)とオーガニックを組み合わせた予防医学療法オーガニッ
クセラピーを提唱。2010年、日本で(社)国際オーガニックセラピー協会を設立し代表理事に就任、
現在会員数は約2,500名、女性が9割を占めている女性に人気のオーガニックセラピーの講師です。
涵の「志」を持った鳥塚ルミ子さんに、セラピストの先輩としてインタビューに答えていただきました。

セラピストを選んだきっかけは何ですか?

「リフレクソロジー」を選んだ理由は大きく二つあります。まず一つ目は、自分の強みを強化してくれ
るツールになると思ったから。私がリフレクソロジーを学んだのは25歳の頃ですが、当時お仕事で色々
な人と出逢い、関わらせて頂く中で、「ルミ子さんと会うと元気になれるよ」「ルミ子さんは話すと明
るい気持ちになるよ」というお声を有り難いことにいただくことが多かったんですね。その客観的評価
を踏まえて、自分のキャラクターをさらに強化してくれる武器ってなんだろう?って考えたときに、
まだ日本に入ってきて間もない「リフレクソロジー」と出会ったんですね。 つまり、「リフレクソロ
ジー」というツールを新たに持つことで、これまで出会えなかった人と出逢えるかもという期待や、
武器を持つことで今より多くの人に笑顔になってもらえたり、元気を差し上げられるのではないかな
と思ったんですね。
二つ目は、当時はまだ高齢社会(65歳以上人口が全人口14%以上)でしたが、これからさらに高齢化
が進み、超高齢社会(65歳以上人口が全人口21%以上)になっていくということや、今より更にスト
レスフルな世の中になり、メンタルヘルス・ストレスケアという考え方や具体的な方法などが必要と
される時代に突入していくのではないか、予防医学、代替医療という分野は今後ますます需要が増え
るのではないか、マーケットが拡大していくのではないかと感じ、「リフレクソロジー」を選びました。

セラピストになるまでの不安はありました?

不安、当然ありました。私の場合は最初からパイオニアになろうと思っていたので、リフレクソロジー
という文化がない国を探しました。私のリフレクソロジーがその国の、その場所のスタンダードになっ
たらいいなと思ったんです。初めての起業、海外、英語もまともにできない、ルールも分からない、
お金もない、知り合いもいない状態でしたので、不安が無いわけないですよね。ただ『やればできる
はず!』という根拠のない自信だけはありました。

お仕事で失敗したことはありますか?

もちろん、「大」がつくほどの失敗、辛かったことはもう数えきれないほどあります。
起業して17年目ですしね(笑)でも、その経験のひとつ一つが糧となり学びとなって、今の私に
結び付いています。だから、どんなことにも感謝しています、今は。そして、失敗やトラブルも一定
期間過ぎたら、ネタとして笑い話にしちゃいます。笑いにすれば、そこに一つ価値が生まれます。
また私の場合、ネガティブな事があっても、それをただ感じ、流してしまうのがとても嫌で、
その感情を無駄にはしたくないので、忘れないように私は音楽に感情を記憶させるんです。
その時の想い、感情の移り変わり、悟りの境地に至るまでその曲に閉じ込めて、一定期間経った時
にその曲を聴くんですね。そうすると、自身の今の状態が俯瞰できたり、成長を確認する事が出来
るんです。それから、仕事などで落ち込んだ時には、自分の中で泣くDVDというのを決めていて、
それを見て敢えて泣くようにしています。泣くとスッキリすることが自分で分かっているので、
意識的に泣くようにしているんです。 私は陽の感情は赴くまま表現しますが、負の感情はなるべく
自分でコントロールするようにしてるんです。落ち込んだ時こそ、自分の「取説」を作れるチャンス
ってことですかね。

お客様にアドバイスしていることを教えてください。

今セラピストとして活躍中、これからセラピストを目指す方にアドバイスをすると、いちセラピストとして起業して17年目の私が今思うことですが、一番重要なことは「謙虚さを忘れな
い」ということじゃないかと思います。自分は完璧ではないということを知ること。常に時代は流れ
ていくし、医療はどんどん進化していくし、補完・代替医療の位置づけも変化していく中で、その変
化を意識し、関心を持ち、学び続けられるかということ。その学びの原点となるのは、自分はいつだ
って100%ではないという謙虚な心ではないかと思います。そしてひいて言えばそれは、いつだって
お客様に喜んでもらいたいという温かい気持ちがあるからこそではないでしょうか。
そのマインドがあれば、そもそも「驕り」は出ないだろうし、飽きたり、モヤモヤすることもないは
ず。なぜなら、自分は完璧じゃないわけで、学ばなきゃいけないこと、やらなきゃいけないことが常
にそこにあるわけだから、混沌としている暇なんてないよね(笑)
あとセラピストの仕事って、精神的にも肉体的にもすごく重労働じゃないですか。
だから自分自身も常にケアしてあげることが大切。自分が満たされてなければ、人を元気になんてし
てあげられないですからね。私が代表を務める国際オーガニックセラピー協会では、内からオーガ
ニック、外からセラピーを施すことで病気にならない心と身体を育む予防医学療法オーガニックセラ
ピーを提唱していますが、このスキルは自分自身にも生かせますし、何よりお客様との信頼関係構築
に役立つんです。
どういうことかというと例えばカウンセリング。「シャンプー何使ってる?」「化粧品は?」
「生理はどう?」とお客様のパーソナルな部分に触れさせていただける。質問させて頂き、お答えが
返ってきたら、それに対して私たちはそのお答えに合わせて、合成界面活性剤や環境ホルモン等々が
身体に与える影響やそのデトックス法などをお伝えさせていただく。そうすることで、お客様がより
早い段階で心を開いてくれます。セラピスト時代、初めてのお客様を5分で笑顔にするをモットーと
していましたが、この方法は実際に私自身の実体験であり、とても効果的な方法でした。
当協会のオーガニックセラピスト資格は、日本のオーガニックブームに先駆けてスタートしている
ため、特に業界のプロの方に取得者が多いのが特徴です。大手ECサイトのオーガニックコスメバイ
ヤー、食品会社の商品開発や研究開発をされている方、レストランやカフェオーナーをはじめ、
ここ数年はセラピストやコーチング、イメージコンサルタントの方なども多いです。
この資格は特にパーソナルサービスのお仕事をされる方にとって、とても使い勝手の良い知識であり、
技術だと思います。今後セラピストを目指す方、現在セラピストとして活躍中の方には、ぜひ安全安
心の知識についての学びを深めていただき、お客様にシェア頂けたらいいなと思っています。

インタビューにお答えいただきありがとうございました。

オーガニックセラピストとは

自然の力を活かしながら心と身体の健やかさをサポートする専門家です。

植物由来のオイルやハーブ、自然療法の考え方を取り入れ、一人ひとりの体質や生活習慣に寄り添ったケアを提案します。単に不調を和らげることだけを目的とするのではなく、日々の生活習慣やセルフケア、食事、睡眠などの健康リテラシーを高めることを大切にしています。

自然との調和を重視し、心身のバランスを整えながら、本来備わっている健やかな状態を目指すサポートを行います。現代社会で増えるストレスや生活習慣の乱れに向き合い、自分自身だけでなく、大切な家族や身近な人の健康を守るための知識と実践方法をわかりやすく伝える存在として、多くの人の健康づくりに貢献しています。